「恋慕」とは「鈴慕」、「鈴法」が訛ったものとする説もあります。古典本曲中には、何々鈴法とつく曲名も多いのですが、この場合の「鈴慕」「鈴法」は単に曲としての意味しかありません。「恋慕流し」は冒頭から動きを見せた後、いったん落ち着きを取りもどし、前半部分を終わります。真ん中からは「高音」で、実に意表をつく音の動きが意図されたぎこちないリズムで奏され、終結部は冒頭の音の動きを回想する形でしめくくっています。
CD 尺八古典本曲集[二]の8曲め
投稿日:1980-02-27 更新日:
「恋慕」とは「鈴慕」、「鈴法」が訛ったものとする説もあります。古典本曲中には、何々鈴法とつく曲名も多いのですが、この場合の「鈴慕」「鈴法」は単に曲としての意味しかありません。「恋慕流し」は冒頭から動きを見せた後、いったん落ち着きを取りもどし、前半部分を終わります。真ん中からは「高音」で、実に意表をつく音の動きが意図されたぎこちないリズムで奏され、終結部は冒頭の音の動きを回想する形でしめくくっています。
CD 尺八古典本曲集[二]の8曲め
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