伊豆の田方郡修禅寺町太平の滝源寺の住職が付近の旭滝をイメージして作曲したといわれています。住職作曲説は伝説にすぎませんが、このあたりでできたことには間違いなく、琴古流きんこりゅうの祖初代黒沢琴古くろさわきんこもこの曲を習っていることから、江戸時代、17世紀から18世紀初めには曲ができていたと思われます。小さな湧き水が下るにしたがってだんだん水量を増し、水しぶきをあげて流れ落ち、最後はまた、平地で静かな流れに至るまでの過程を模写的に描いた傑作です。
CD 尺八古典本曲集[二]の2曲め
投稿日:1980-03-08 更新日:
伊豆の田方郡修禅寺町太平の滝源寺の住職が付近の旭滝をイメージして作曲したといわれています。住職作曲説は伝説にすぎませんが、このあたりでできたことには間違いなく、琴古流きんこりゅうの祖初代黒沢琴古くろさわきんこもこの曲を習っていることから、江戸時代、17世紀から18世紀初めには曲ができていたと思われます。小さな湧き水が下るにしたがってだんだん水量を増し、水しぶきをあげて流れ落ち、最後はまた、平地で静かな流れに至るまでの過程を模写的に描いた傑作です。
CD 尺八古典本曲集[二]の2曲め
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