虚無僧同士が路上で出会った際、お互いの挨拶として吹かれたものです。初めに一方が低音域(尺八ではこれを乙おつという)で奏し、それに返答して残りの片方が同じ旋律を高い音域(甲かんの音域)で吹いたそうです。虚無僧達はニセ者が出まわることを警戒し、遇対が吹けない者には集団で制裁を加えたということです。
CD 尺八古典本曲集[三]の3曲め
投稿日:1980-07-15 更新日:
虚無僧同士が路上で出会った際、お互いの挨拶として吹かれたものです。初めに一方が低音域(尺八ではこれを乙おつという)で奏し、それに返答して残りの片方が同じ旋律を高い音域(甲かんの音域)で吹いたそうです。虚無僧達はニセ者が出まわることを警戒し、遇対が吹けない者には集団で制裁を加えたということです。
CD 尺八古典本曲集[三]の3曲め
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