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2022年7月24日(日)徳山 隆・禅尺八独奏会

7月24日(日)、文京区の江戸川橋で独奏(独演)会があります。幹事の古藤(ことう)さんから、一般の方も参加できる旨連絡いただきましたので、お知らせします。
コロナによる順延で、2年越しで実現した会です。この後、しばらく録音に専念するので、この機会をお聴き逃しなく。

参加されたい方は、幹事の古藤(ことう)さんにご連絡お願いします。
参加費が2500円に変更されました(2022/07/18追記)。

徳山 隆 禅尺八 独奏会
徳山隆による 話と演奏
日時:2022年7月24日(日) 14:00〜16:00(開場 13:30)
場所:文京区福祉センター江戸川橋 視聴覚室
   〒112-0006 東京都文京区小日向 2-16-15
   東京メトロ 有楽町線「江戸川橋」駅 4番出口から徒歩4分

曲目:三谷(京都明暗流)
   三谷清蘭(弘前・根笹派錦風流)
   三谷菅垣(江戸・琴古流)
   他
参加費:二千五百円(当日払い)(当初より500円高くなりました
申込先:古藤秀樹(監査懇話会 江戸文化研究会)
メール:kotoh6760アットマークicloud.com
電話番号:左の案内ポスターをクリック拡大して下さい

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2019/11/10(日)尺八演奏会 "宴" 弐

 

皆様、お元気でお過ごしのことと拝察します。

 さほど広くない手頃な会場ということで、五月に「ティアラこうとう」で会をやりました。土日がほとんどとれない会場ですが、奇跡的に11月10日(日)の夜のみ、空いていたことから本年2度目の会を企画しました(昨年,明日香出版さんをお借りした「宴」その弐としました)。

 前半は、賑やかな自作(『ご一緒に』)に続き、わが国最高の童謡作曲家と目される本居長世の珠玉の二曲『十五夜お月さん』と『通りゃんせ』を演奏します。原曲を損なわないよう余分な響きを加えずに、前奏・間奏を加えました。長く研鑽を続け当日も本曲を吹いてくれる九嶋・飯島両氏の独奏もたっぷり。

後半は、稀なる禅尺八の世界。天の岩戸に静かに陽がさす情景を描写した仙台・布袋軒伝の「産安(さんや)」、名曲といわれる「奥州薩字(さし)」の後、最後に小生が、(一旦滅びた)京都明暗真法流の「鶴之巣籠」、津軽弘前・根笹派錦風流の最難関曲「虚空」の二曲を吹きます。どの曲も奥伝・皆伝級の大曲です。地なしという内部に漆やとの粉を塗らない、不完全調律の古管を使います。小生の演奏に大きな瑕疵がなければ、アメリカで発売している7枚目以降のCDに加えようかと思っております。 
ご縁のある方をご招待したいと思っていますが、席数に限りがあるため、お知り合いの方を含めてフルネームでご連絡いただいた時点で、正式予約とさせていただきます。

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2019/5/17 禅尺八の真髄 尺八演奏会

小生の長年の右指の不調も、音楽専門の手外科の医師により先日、正式名(指の腱鞘炎)をいただきました。そして、ごくありきたりの処方していただいた薬を飲み始めたところ驚くほど改善しました。そこで、11月10日(日)夜には、単独でワン・ステージこなそうと手配しました(日本では、20年ぶりくらいです)。100名程度の方を当方で逆指名して、ご招待しようと思っています。この時、この場所で、この人(つまり私)しか吹けない大曲をやります。スケジュール空けておいてくださいね。(それでは、連休は留守にします)5月17日、ご都合つくようなら(何人でも)ご招待します。(後半2曲は、小生が吹きます)

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2018/7/20 宴 I

宴 Ⅰ
2018.7.20 開場 18:30 開演 19:00
会場 明日香出版社 2階ホール
第1部 尺八演奏会
第2部 講演会
第3部 交流会

一年以上、原稿に取り組んできましたが、未だ完成しないので書いた部分から、お話ししながらまとめてゆくことにしました。
執筆部分に関してお話し、本曲を吹く会を企画しました。明日香さんで作ってくれたチラシが送られてきたので、ご参考まで添付します。

今回お話しする『西国立志編』は、竹内版『自助論』の問題点として、同書の内容が「立身出世主義」ではないこと、および、意図的に宗教色を消し、またすぐ歌舞伎化された散切り物に翻案された部分がカットされている点など、原稿にしているものをかいつまんでお話しします(たぶんこの切り口ではまだ誰も話したり、書いたりしていないはずです)。ご参考まで。

それでは、明日より25日までイタリアのチンクエテッレなどの田舎の村や、45年ぶりにシエナなどの中世からの街を見てきます。

 

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2018/05/26 尺八古典本曲演奏会

原稿ばかり書いていて、尺八は月1回の指導以外は1年サボりました。「自己啓発」の原稿が脱稿し次第、全く新しい活動を始める予定です。すべての譜面、CDの版権?をアメリカに持ってゆき、この点での終活は終えています。アメリカやカナダから内弟子になりたいという人がいたり(もちろん丁重にお断りしていますが)英語版の教則本でオーストラリアやシンガポールに学習者が現れたりしていると、報告をもらっています。

5月26日(土)、ベテランのお弟子さんと三人で、弘前の根笹派全10曲の演奏会を行います。この派は、弘前だけに伝わる独特の奏法を有し、昭和の初めには既に現地でも忘れ去られつつある「幻の本曲」でした。

今回は、根笹派宗家を継ぐものだけが伝承したという、長大な「根笹派虚空」を最後に吹きます。30年以上前に整譜していますが、人前では初めて吹きます。他の九曲は暗譜しているのですが、「根笹派虚空」は、何せ長い。超絶技巧部分は前から浚っていますが、似たようなフレーズを微妙に使いまわして変化させてゆくという邦楽特有の構成で、自分の脳の記憶特性を確認しながらびっくりしたり、がっかりしたりしながらの「脳トレ」奮闘中です。
 会場は、明日香出版社の二階ホールです。石野社長のご厚意と、CDつき拙著の販促を兼ねて、木戸銭は無料です。この場所は、明治六大教育家で、スマイルズの『西国立志編』を訳した中村正直旧宅(昔の住所は「大曲」)が近いこともあり、哲人・中村に敬意を表してここで献笛したいと念じていました。先着30名。参加希望の方は、本メールにて(何人でも可)お申し出のあった方には、趣意書(チラシ・地図付き)別途添付でお送りします。

「徳山 隆とその仲間たち・根笹派錦風流全十曲演奏会」
5月26日(土)午後2時~ (開場1時半、終演予定3時30分)
於 明日香出版社 2階ホール(文京区水道2-11-5)
~東京メトロ有楽町線江戸川橋下車、3番出口より徒歩3分~
(なるべく予約しておいでください)。

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2017/7/8 九嶋 孝 師 米寿尺八会のおしらせ

お弟子さんの九嶋さんが米寿になられるまで頑張って吹いてこられたのでお祝いの会をやります。

最近は、「万事にお金をかけずにやろう」ということで、今回も昔のお弟子さんの中曽根さんのお寺を(無料にて)お借りしています。中曽根住職は、天台声明もお上手で、青年の矯正や地域の活動にも熱心な方です。参加費もなし、予約不要です。当日フラッと来てください。

会場の薬王寺は、地下鉄日比谷線三ノ輪下車(上野の2つ先、後方にのればエレベーターで地上へ。少し難しいですが・・・)。あとは右に30メートル程。ワイズ・マート手前の狭い路地を少しいくと、寺の玄関です。玄関右には「うしろ向き観音」があります。お参りください。

「九嶋 孝 米寿記念尺八演奏会」
2017年7月8日

於 天台宗 薬王寺(台東区根岸5−18−5、電話03−3873−9686)
地下鉄日比谷線 三ノ輪駅下車1分午後 4時半〜(6時頃)
曲目 本曲 秋田菅垣・鶴之巣籠、どじょっこふなっこ、ドンパン節(秋田の曲)
 (もちろん、徳山も布袋軒鈴慕他、バリバリ吹きます)。

徳山敬白

6月、地中海の島めぐりをしてきました。サントリーニ島などのリゾートもさることながら、
晩年、聖母マリアが過ごした小屋(岩盤にマリアの顔が浮かび出ていて、今日、バチカン
でも認定している奇跡だそうです)や、イエスにマリアを託されて守ったヨハネの過ごした
岩窟など、お参りしてきました。エフェソスでは、1973年ヴェネティア以来のデジャブ
が起き、再来を(心の中で)約してきました。
今年は、海外での演奏もご遠慮し、日本でも(私的なケース以外では)演奏しないので、
7月8日は、九嶋さんに感謝しつつ吹禅します。

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2016/8/28 本曲三昧コンサート(無料)のご案内

暑い夏、イベントの多い時ですが、お元気でお過ごしのことと拝察します。
今日まで辛うじて伝わった、独特の求道の芸能である虚無僧尺八の伝承が途絶えないよう会を続けています。先般、格好のホールが見つかり、原点に戻って、「本曲三昧」でやります。竹歴30年以上のメンバーばかりで、江戸期の古管で枯れた演奏を披露します。今回は、小生が司会進行しながら、噛み砕いて解説します。また、1987年、サンフランシスコの独奏会の合間に作った琴古流本曲「三谷菅垣」の二部手付を、音大大学院生
(クラリネット)ジュタポン君の助演で舞台初演します。二部はリズムがかなり込み入っていて難しいので、何度かリハーサルしました。「鈴慕」、「鶴の巣籠」など約八曲(うち最後の二曲を小生が吹きます)。予約・申し込みなど不要ですので、お誘いあわせの上、気軽にお立ち寄りください。     徳山 隆 

    記
本曲三昧コンサート
2016年8月28日(日)午後7時(開場30分前) ティアラこうとう 小ホール
 江東区住吉2−28−36(地下鉄都営新宿線・半蔵門線「住吉」下車 A4出口 徒歩4分)
参加費 無料(予約不要)

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2016/3/25 尺八演奏会のお知らせ

5年に及ぶ寺での本曲会を終え、徹底した楽曲分析で臨みます。本居長世(「十五夜お月さん」)・滝廉太郎([花])の珠玉の名曲、書き下ろしの「巣籠幻想」、虚無僧尺八の真髄(虚鈴・松巌軒鈴慕・秋田菅垣・根笹派流し鈴慕・虚空)の一夜をお楽しみください。

日時 2016年3月25日(金)午後7時~(開場30分前)
於  ティアラこうとう 小ホール
江東区住吉2-28-36(地下鉄都営新宿線・半蔵門線「住吉」下車 A4出口 徒歩4分)
参加費 予約 千八百円(当日2千円)
出 演 徳山隆、九嶋孝、飯島健吾、ジュタポン(クラリネット)
当日会場精算となります。席に限りがありますので、なるべく下記宛ご予約の上、お出かけください。
「徳山隆とその仲間たち」事務局
電 話   03-3328-2100、
ファックス 03-3328-2102

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2015/10/8 狛江・仏教文化講座(講演と尺八)のご案内

講演と演奏:「虚無僧尺八を生んだ普化宗について」
日時:2015年10月17日(土) 午後3時〜5時
於: 泉龍寺仏教会館2階(小田急線狛江駅下車すぐ(狛江市元和泉1-6-1、
tel 03-3480-3251、ファックス3489−2114)
参加費: 2百円(資料代として)
出演: 徳山 隆、とその仲間たち(九嶋 孝・飯島健吾)
演奏曲目: 虚鈴(九嶋・飯島)、霧海じ(飯島)、虚空(九嶋)
     滝落(九嶋・飯島)、鶴之巣籠 他(徳山)

小田急線狛江駅を降りて、左手すぐに泉龍寺があります。木立にかこまれて山門や池があり、二層式の珍しい鐘楼もある素晴らしい環境です。前住職の菅原照英師は元東大史料編纂所の教授で、駒沢女子大でも教鞭をとってこられました。ご子息に譲られてから、敷地内に「泉龍寺仏教文庫」を建てられました。そこで、「普化尺八の演奏と講演」をさせていただくことになりました。

参加費が廉価で、狛江市の広報にも掲載されることから、混雑が予想されます。ご希望の方は、上記泉龍寺仏教文庫」に早めにお申し込みください(当方は、10日夕方から15日いっぱいまで不在にしております)。

予告  ウイーンに一週間滞在し、3回独奏会を行います。オペラ(ラ・ボエーム)や演奏会も聴いてきます(3回とも、異なる内容、曲目です)。現地にお知り合いの方等おられる方には、詳細等お知らせします。

11月4日(水)日本大使館文化センター / 5日(木)ウイーン大学 /7日(土)仏教センター(主催・ウイーン大学哲学科)午後3時

11月24日(火)には、海外から集まった尺八奏者の方々に、レッスン(2時〜5時)、合同歓迎演奏会(午後6時半から)を行います。会場は、最近の定席、台東区根岸の薬王寺を予定しています。

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2015/8/28 虚無僧尺八会のご案内

やっと酷暑もおわり、普通の暑さに戻ったようです。

今月28日(金)、夜7時に台東区根岸の薬王寺さんをお借りして本曲の会をやります。江戸期、浅草に、関東虚無僧寺の本山、一月寺(松戸)・鈴法寺(青梅)の出張稽古場がありました(薬王寺さんからも近くです)。6月の会では終了間際豪雨になり、しばらく小生が吹きつないでいました。ご住職の中曽根さんご一家にも熱心に聴いていただき、ここをお借りしてよかったと思いました。

今回より、最初に徳山が尺八の歴史をわかりやすく解説し、その後演奏します。虚無僧尺八の伝承が途絶えないように、吹く人もフアンも開拓してゆこう、と、ややスタイルを変えました。

会場を無償でお貸しいただくご厚志に報謝して、参加費ワン・コインにしています。暑い時期ではありますが、お誘いあわせの上、お出かけいただければ幸いです。

私は、最近入手した1772年作の竹で吹きます。他の出演者も、みな地なしという調律していない古管で吹きます。竹の素材を生かしたやわらかい音がします。調律が甘い(というかしていない)ので、吹き手の“耳”が問われます。

私の古管には安永元年(=明和九年)の刻印があります。250年ちかく前ということで、日本では徳川十代将軍時、モーツアルトは当時16歳、ベートーベンは2歳です。この竹は、細くて軽く、従来の自分なら選ばなかったと思いますが、あまりに音色がよいので、吹き料に加えました。奇跡的に律もほぼ完璧です。このかなり黒くなった竹のおかげで、改めて演奏への情熱がふつふつとわいてきたように思います。11月のウイーン独奏会にも、この竹はもってゆくつもりです。

            記「徳山 隆とその仲間たち」〜尺八古典本曲紹介コンサート
 〜江戸の粋、琴古流本曲と古典本曲の夕べ〜 8月28日(金) 午後7時〜(8時半頃終演予定)
 於 天台宗 薬王寺
 (台東区根岸5−18−5、電話 03−3873−9686) 木戸銭 五百円(資料代含む) 曲目 琴古流・三谷菅垣、古典本曲・伊予恋慕、曙之曲、秋田菅垣、虚空 他 会場(薬王寺)は、東京メトロ日比谷線三ノ輪駅下車2分です。
 三ノ輪は、上野で乗り換えれば2つ目。進行最後尾から、地上へはエレベーターのみ。地上右手すぐが、社会教育会館のビル。次に空き地あり。その先の吉野家(牛丼)、ワイズーマート(スーパー)の間の狭い路地を10メートルほど行くと、アラ不思議、寺の敷地です(火災で空き地になった土地越しに寺の建物が見えるはずです)。

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