人間を識る

2010/4/24 故竹林孝枝さんのご葬儀について

投稿日:2010-04-24 更新日:

徳山 隆です。
セミナーや竹音気(玄米菜食や吹禅尺八の会)でお世話になった畏友、チクリンこと竹林孝枝さんが、4月15日お亡くなりになりました。

通夜は身内だけで行い、告別式はご両親のおられる熱海でということで、皆さんにご参列いただくのは、容易ではないとは思いますが、われわれの仲間にチクリンのような素晴らしい存在があったこと、彼女との生前の縁を偲んで、こころの中でご焼香いただきたくご連絡差し上げました。また、チクリンとご縁のあった方は他にもたくさんおられると拝察しています。上記のご連絡差し上げた方々以外にどなたか存知よりの方がおられたら、ぜひ転送して故人の思い出をしのぶよすがにしていただきたく、お願い申し上げます。

  告別式
  4月20日(火) 午前10時~
  於 熱海市営斎場 熱海市熱海1802-1(JR来宮駅より8km、車で10分、姫の沢公園のそば)

小生にとっては、上記の活動の他、彼女がアメリカに嫁がれた際の証人(かの地における結婚成立を保証する書類上の仲人のようなものでしょうか)を引き受け、また80年代の5度にわたる全米演奏ツアーのマネージャーをやってくれました。その後、チクリンは東洋医学の資格をとり現地で開業。そこも訪れたことのある小生には、仕事も順調で永住希望と聞いていましたが、熱海でリタイア生活をしておられるご両親のこともあり、帰ってきました。

帰国して1年が経ったころ(今から1年半前のことです)、突然急性の癌を発症し普通の日常生活を送るのに困難を感じるほど、体力も低下して熱海で療養生活に入りました。検査・治療を兼ねてやっとの思いで、東京にも来ておられたようですが、ここにきて容態が急変、武蔵野赤十字病院に入院されたとのことです。15日に見舞われた佐々木清香さんから、その日の夜電話があり、チクリンからの留守電が小生への呼びかけだったので、私にかけるつもりが番号を間違えたのではないかと教えてくれました。脳にも転移してあまり具合がよくないようだとのことだったので、翌日(昨日のことですが)お見舞いに伺おうと思って、お兄さんのお宅に電話したところ、亡くなられたと伺いました。抗癌剤治療に、身体の方が持ちこたえられなかったとのことです。

折に触れ、診断してくれていた九鬼さん(銀座内科)のメールには、 「水曜夜にツレアイが見舞ったばかりですので、急変だと思います。間違いなく、ほとんど苦しむ間もなく亡くなった筈です。それを慰めとするしかないか、と思っています。驚きました」。とあります。小生にとっては、昨年末の、武蔵小金井のお兄さんの家でお会いしたのが最後です。その折、いつもは持ってゆかない地なし尺八を持参し、チクリンのためにたった一人のコンサート(吹くほうも聴く方も一人ということで)をしたのが、今生での別れとなりました。

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